企業では毎月、請求書の支払いや取引先への振込など、多くの支払い業務が発生します。こうした業務は経理部門の日常業務と思われがちですが、実は支払い方法や支払いタイミングは、資金繰りやキャッシュフローにも影響する経営上の重要な要素です。
タイミング悪く資金ショートが発生すると、場合によっては黒字倒産につながる可能性もあるため、日々の支払い管理は企業経営において軽視できません。
近年は決済手段の選択肢も広がっており、支払い方法を見直すことで資金繰りの改善につながる可能性があります。本記事では、支払い管理が資金繰りに与える影響や、請求書カード払いという新たな選択肢、さらに支払い管理を効率化する方法についてご紹介します。
支払い管理は資金繰りを左右する重要な業務
企業経営では、「利益」と「資金繰り」は分けて考える必要があります。たとえ利益が出ていても、売掛金の入金より先に仕入代金や外注費などの支払い期限が到来すれば、一時的に手元資金が不足することがあります。
特に中小企業では、限られた資金をやり繰りしながら事業を運営しているケースも少なくありません。資金の流れを把握できていなければ、支払いが重なるタイミングで資金ショートが発生し、事業継続に影響を及ぼす可能性もあります。
また、支払い業務そのものも企業にとって負担の大きい業務です。請求書の確認や支払期限の管理、振込手続、取引先ごとに異なる支払い方法への対応、支払い漏れや二重支払いの防止など、日々行うべき業務は多岐にわたります。
支払い方法や支払いタイミングの選択は、手元資金の状況だけでなく、設備投資や新たな事業展開など、その後の経営判断にも影響します。資金繰りを安定させるためには、資金の流れを把握するだけでなく、支払い方法も含めて見直すことが重要です。
支払い方法を見直すことで資金繰り改善につながる
近年、企業を取り巻く決済環境は大きく変化しています。従来は銀行振込が中心でしたが、現在では口座振替や請求書払い、クレジットカード決済など、さまざまな支払い方法を選択できるようになりました。
クレジットカード決済を活用した方法の一つが「請求書カード払い」です。請求書カード払いとは、銀行振込で支払う予定だった請求書を法人カードで支払う方法です。利用するサービスやカード会社によっては、カード会社の支払日まで実際の支払いを繰り延べられる場合があります。
これにより、支払いタイミングを調整しやすくなり、手元資金を確保しやすくなるほか、キャッシュフローの改善につながる可能性があります。急な資金需要にも対応しやすくなるため、資金繰りの選択肢を広げる方法の一つといえるでしょう。
銀行振込や口座振替、請求書カード払いなど、それぞれの特徴を理解し、自社の資金繰りや事業運営に合わせて支払い方法を選択することが大切です。
支払い方法の見直しとあわせて資金管理も効率化しよう
支払い方法を見直しても、日々の資金状況を把握できなければ、適切な支払い計画を立てることは難しくなります。支払いと入金の状況を日常的に確認し、必要なタイミングで対応できる環境を整えることも重要です。
こうした資金管理をサポートするサービスとして、りそな銀行では「りそなグループアプリ for ビジネス」を提供しています。口座残高や入出金明細の確認に加え、振込や納税、公共料金の支払いなど、資金管理に役立つ機能を利用できます。資金状況を確認しながら必要な手続を一つのアプリで行えるため、支払い計画を立てやすくなり、外出先でも迅速に対応できます。
また、請求書カード払いなどの支払い方法と組み合わせることで、支払い業務と資金管理をより効率的に行えるようになります。
支払い方法と資金管理を見直し、安定した経営につなげよう
企業経営では、利益だけでなく資金繰りを意識した支払い管理が欠かせません。入金と支払いのタイミングを把握し、自社に合った支払い方法を選択することが、安定した経営につながります。また、その効果を十分に生かすためには、日々の資金状況を適切に把握し、管理できる環境を整えることも重要です。
請求書カード払いなどの支払い方法と資金管理をあわせて見直し、りそなグループアプリ for ビジネスを活用しながら、自社に合った支払い管理の仕組みづくりを進めてみてはいかがでしょうか。
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